通奏低音の部分を
今日も稽古が終わり。
細かいシーンの返しをやっているのは、割と普通の演劇の稽古だと思うのだけど、通しをするとそこに通底するムードみたいなのが加わって、筋が途端に通ったりする。
そこにどれくらい余剰部分を預けるか、みたいなことをぼんやりと考えていて、その余剰、通底するムードを今回はかなり残しておきたい。
たくさんの余剰が俳優に伝わった時にとても良い化学変化が起きるような畑を丁寧に耕して作れば、芽は出るし花は咲く。
その接続できる部分をたくさん余らせておきたいと思う。