小屋入り初日

今日が小屋入り初日。
本番まで割と日があるな、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の作品で必要な映像の撮影があって、早めに仕込みを始めている。
なんなら一回バラシて小屋を出る。(お金がないから)

去年はずいぶん小屋入り中忙しいな、なんて思っていたけどそれは自分が音響も兼ねて仕込みとかガシガシやってたからで、今年はスタッフさんたちがどんどん舞台を作っていってくれる。

演出としては自分があずかり知らぬところでどんどん組み立っていく現場って初めてで、僕も1人の増員として、あくせく指示を聞いて働いているのが面白い。
午前中の仕込みには人員として加わっていたけれど、午後からは甘えさせてもらって、明日以降の演出のことを考えたり、この期に及んで台本を直したりしている。

ご飯はこの公演の稽古期間ですっかりケータリング番長になった三澤君が作ってくれたものを食べ、隆が入れてくれたコーヒーを飲む。2人がいなければきっと弁当買って自販機のコーヒーで食べて飲んでたと思うので、めちゃくちゃありがたい。

というか、ここ数日の稽古が10-BOXを離れていたこともあり、久しぶりの10-BOXがびっくりするくらい快適、

これで地下鉄も通るんだから、ほんとにすばらしい施設だ。
地下鉄開通後の最初の10-BOXでの演劇公演、ぜひお越しください。


話は変わって、この間の河北新報の朝刊に記事を取り上げていただいた。



正直に言って、なんか違う感がすごい。見出しも含めて特定の方向に煽り気味だし、なんかとっても政治劇みたいでなんだか…
見た人に伝わる感じとは絶対違うと思う。
これだけ短いあれだからまあ、しょうがないけど、ちゃんとしたことはもし良かったらこの作品について書いた記事が前のエントリであるので読んでみてください。

明日は映像撮影。長丁場だから気を引き締めていきたい。





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