10月7,8日の稽古の記録

10月7日 17‐22時 
そんちょ、あゆみくん、はるたか(17:30~)、なかはた(18:50~)、つかもと(18:50~)、なかむら

大寝坊をかます。急いでTSUTAYAにいって、音源を聞きあさる。
いいのにあたらず、適当に借りていたらエンディングの曲を借り忘れるという失態。
稽古場につくと、今まであまりやれていなかった1人のシーンの稽古をねちねちとやる。
翌日の通しに向けて、身振り手振りにあれやこれやと口を出す。
自分で発した言葉は、場に緊張をもたらす、そのことをわかっているか。
ていうか、その言葉が見えるか。文字が音声になって、それが舞台に投げ出されて宙づりになり、空気を緊張させているその言葉を見てほしい。

静かな芝居をしているととなりでやっている稽古の音が結構シビアに影響する。

この日は帰宅せずに夜勤。
隣店がつぶれたせいでひどく忙しい。

10月8日 17‐22時
そんちょ、あゆみくん、はるたか、なかはた、つかもと(18:50~)、山澤さん、柴さん(19:00~)、なかむら、

夜勤明け、洗濯をし方々にメールをする。
予定があって見には来られないということだったが励みになる言葉をもらう。
シャワーを浴びてから仮眠。
14:30ころ、公演用に頼んでいた荷物が届く。
稽古場に持っていくために大荷物ででかける。前かごがないのが致命的に不便だ。

稽古場につく前、宮文で、CREATIO ATERIERの面談を受ける、福沢さんと初めて話し今の自分がどういう考えをしていると思われるのか、みたいなことを整理する。
とにかくいろんなものをツールとして使えるようになりたい。

17時から通しのための準備をして、舞台を簡単にしこむ。
音響なども整えて18:30ころ、アップをしてもらい、19時から簡単に稽古をする。

喋ってない人が動くことでイメージを喚起させる、というようなシーン。
今回の芝居はタイミングが本当に難しい。少しずれるだけで決定的に面白くなくなる。

20時ころ、本番を見られない磯島さんを迎えて、それから山澤さん柴さんも見る中で初めての通しをする。
ミスもあったが、途中までは面白く見れた。
役者がかなり自覚的に動かないと厳しい作品だ。そうじゃない作品があるのかは分からないが。
いつものことで、狙いがあるとはいえ、いつも以上に危うさを含んだパフォーマンスである。

衣装はそこまでぴったりとしなくても良い感じだとわかった。明日は衣装合わせだ。

磯島さんがわりと面白がってくれていた様子だったので少し安心する。
しかし、磯島さんとの話のなかで、
以前見た劇場に入った途端につまらなくなった作品の事を思い出し、非常にげんなりする。
そこはすごくシビアにならなくてはいけないところだ、と言い聞かせる。

帰って飯を食い、映像をあげ(ている)、これを書いている。
風呂入って寝よう。

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