3F『再開』西和賀滞在記録 2/28

塚本、村岡、加藤、松井
記録:松井

10:00から、演出の中村が京都に行ったので、俳優と演出助手のみでの稽古。語り継ぎの作業をひたすらにやる。

加藤→村岡
松井→加藤
はスムーズに語り継ぎの作業が進んでいて、1時間ほどで語り手のセリフを継ぎ手が覚え、同時に身振りやニュアンスの語り継ぎに入っていった。

しかし、
村岡→松井
の語り継ぎがあまり進まなかった、松井がセリフをなかなか覚えられなかったからだ…。
これは、
・ほかの語りは、松井が仙台に帰っているときに練習していたから、お互いよく聞いていて、セリフが入るのが速かった。
・村岡→松井のテキストは、とても分量があり、引き継ぐ際の聞き手(継ぎ手)の集中力が途切れがち。
・分量があるため、語りを繰り返すことが、語り手にかなりの負担になる。
・村岡は種の語りを創作するときに客席に向かって語っていたので、引き継ぐ際の面と向かっての語りに慣れていなかった。
などが考えられた。明日、明後日と、まだ演出が帰ってくるまで時間はあるので、じっくり時間をかけて覚えようと思う。



また、語り手側に立った時の感想として、何度も繰り返し語りをしていると、持っていたニュアンスが擦り切れて、使い物にならなくなるときがある。そういう時は一度テキストに立ち戻ってみたり、別のイメージで話してみたりするのがよい、ということがわかった。



19時の電車で塚本が一旦仙台に帰った。明日からの2日間は俳優しかいないです!

夜ごはんは、合宿開始からいままで泊めていただいていた、鳳鳴館最後の日だったので、みんなでカレーを作って食べました。演出が仙台から送ってくれたお酒を飲みながら。
とうとう明日からふつうの合宿がはじまって、他の参加団体の方々が西和賀入りします。鳳鳴館ともお別れ。さびしい。


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