2016年2月3日水曜日

2F『二十一世紀旗手』お客様の感想

あけましておめでとうございます。
非常に遅くなってしまいましたが 2F『二十一世紀旗手』で掲載許可をいただいたお客様の感想を公開いたします。
公演順ではなく、まとめて掲載いたします。


 
・謎がいっぱいのこったままでこの先もこの前もこの周りも全て気になる感じでした。照明や音響や映像の利用やセリフ回しがとてもおもしろかったです。個々のキャラクターごとに「この人は何考えてるんだろう」「なんでここ(王国)に来たんだろう」と思わせてくれる感じで、道の先で何をやっているのかとか王国は何故なくなったのだろうとか、それんいしてもやっぱり話さなかったらなかったと同じになって幻のように消えるのかなあとか色々思いました。


・よく分からなかったけど、スクリーンを使った演出や、かすかにどこからか聞こえる音など、効果がいいなと思った。よく分からなかったけど、あっという間の時間に感じられました。


・落ち着きつつ緊張感がありました。不思議な夢を見てるような感覚がしました。おつかれ様でした。


・とにかく今、言葉がでません。各々の表情が少しずつみえてきても自分がどういう人間かってことは自分で話さず、他の人がその人の事を紹介して、とにかく家に帰って、浸りたいと思います。


・映像がおもしろかった。説明が多かった。


・映像との連動がおもしろかったです。気になる部分はいっぱいありました。もう一回みたいです。舞台や音響、照明、映像、役者、あわさって1つの世界がつくりあげられていて、不思議な感覚になりました。1番最初にこれてよかったです。残り公演も頑張って下さい。ありがとうございました。


・『王国』がなんなのかよくわからずに見ることになりましたが、見進めるうちにわかって安心しました。タキガワさんの演技に魅力を感じました。エノモトさんの左腕が不思議な理由が分からずに気になりました。オオクボが『王国』の不安要素になってしまうんじゃないかという気持ちになりました。印象に残ったセリフがあります。「顔も知らない人が新しく入ってくるのは楽しみなこと。」こんな感じの内容を情勢が言っていたのが共感しました。やたらと細かい日常の描写が、小説のようで逆に非日常を感じました。


・3Fにも期待。


・王国とは、王が統べる地のことだったかと思うのですが、この『王国』にとっての王とは何だったのかについて少し思います。それもまた語られなかったことなのでしょうが、語れない何かに支配されていることにとっても共感しました。黒板をひっかくような不吉さ、きみわるさを感じました。


・変えたくて変えようとして言う。変えられないけど言う。変える気はないけど言う。伝えようと言う。伝えたくなくて終わらせようとして言う。色々混じってて、ああそうか、そうかもなあと思いながら眺めていました。八巻さんが大地に話しかけたひと言目で泣いた。


・大地さんの作品はまだ2つしか見ていませんが、どちらも「静寂の中で見えない何かが叫んでいる」ような印象があります、必ず表には出してないんです。誰よりも伝えたくて思っているのにそれを表現していない。これ、響く人にはめっちゃ響きます。逆にいえば伝わらない人にはどうやっても伝わらない。これは芸術としてとても危ういことに思います(前衛的といえば前向きになりますが)

しかし私はなぜかひきつけられました。理由は解りませんが。ただ正直面白くなかったです。決して批判ではないのですが、仮にこれが商業としての公演なら大失敗であると思います。ただ「中村大地の作品」としての公演なら大成功だと思います。うまく言えないのですが、パワーは並み以上にあると思えました。問題はお客様が「また観たい」と思えるか。というところでしょうか。偉そうに言いましたが私はまた観たいです。

王国とは何か。徴兵された人間はどこへ行くのか。疑問点は多いのですが、今の日本が持っている虚無感とだるさが舞台上にただよっていて、そこに魅力を感じました、私は。

SEALDsはぬるいだかなんだか、どっかの政治家が言ってました。安保闘争や学生紛争のような力と決心と威力がないと。この王国にいる人はいわゆる若者の人たちでした。果たして彼、彼女らは何を目的としてどれだけの決意を持っていたのか。そこが気になりました。ここで見た限りだとあまりないように感じましたが・・・

大地さんの作る世界は白いですね。でも面はなくて良いと思います。それが大地さんの面白さ。


・黒板に書いてあること、特に厳守すべき王国のおきてが王国の趣旨にあっていないというか、子供らしい感じなのが登場人物たちの考えの甘さのようなものを表していると感じた。舞台と観客席の間などをあいまいにしているのが現実の問題としてこの内容を考えさせるのに繋がっていると思った。


・先ず待っている間、舞台の大道具が気になった。そしてストーリー、面白い演出でした。沈黙の間、色々と想像しました。自分だったら王国に行くだろうか、行ったらどうしただろうか、夢の中?

徴兵制・・・子供のいる私は考えたくないもの

アフタートークでの中村さんの言葉でナルホドと思いました。


・映像の変化で、話の方向転換もできると言うのは面白かったです。方角…視点を変えるだけなのに舞台の空気も変わるんですね。


・うらくんの2コマの映像が繰り返されてるのシュールだった。なんというか、舞台を見続けるのに努力が必要な劇は苦手だなあという感じです。


・同じ世代の人の作った作品だからか、表現したい感覚は解った気がした。だけれども、その感覚を踏まえたうえでどのような破局が生まれるのか、破局にどのような意味づけを僕たちは与えるのかの方が興味があり、見てみたかったと思います。


・どこなのか、どこにいるのか分からなくなるような感情が湧きました。現在であり、未来であるような、でも最近の中で一番今を感じました。ありがとうございます。活動頑張ってください。


・お疲れさまでした。芝居を見て客、人は何を感じたいのか考えさせられた。寝ている時の心臓のリズムと似ていたのか眠くなることが多かったかな。それは意図していたのかな?

私の好みで言えば、歩くリズムくらいまで上がるともう少し現実的にこちらに伝わり、おいてきぼりにならず、ふむふむとうなずけたりしたのかな?いや、大地くんの頭の中は面白かったとても。舞台では役者がそれを面白がって客に伝えないと面白さは伝わんないね。演出と役者の身体表現のバランスが気になった。衣装と人柄がしっくりきてないな――私的にね。


・話が少し難しく、解らない点があったが、キャラクターのそれぞれの個性が立っていたので、国民同士の会話が観ていて楽しかった。世界観にとても引き込まれたので細かい設定を知りたくなりました。映像を使った演出が面白かった。


・何か起こることと何も起こらないこと。うまく言葉にできませんが・・・もう少し考えます、そんな舞台だったという感想にもならない感想でごめんなさい。もっと世界の奥行きを観たかったようにも思います。お疲れさまでした。


・映像をスクリーンに映しながら進行な演出が非常に面白かった。参考になったさまざまな人物の視点が描かれているのに加え、上記スクリーンの演出、淡白な声色等々により独特な緊張感が生まれていて、とても面白かった。また大道具など最小限に抑えたセットもシンプルで良かった。お疲れさ案でした、ありがとうございました。個人的に運転中のケータイが後々回収されてて良かった。


・映像を使う演出がよかったです。内容も深いなぁと思ってみていました。


・美術が好きだった。映像の映りぐあいが朧気で好きだった。色々な想いや考えや感情が自分の中でぐるぐるしてうまく言葉で表せないかんじ。大きな力に抗う事、どうすればいいのだろう。どうしたら良かったのだろう。全てが消えて無くなった世界の為に残す"事しかできないのか。


・セリフ回しがどうしても冗長に感じてしまった 同じセリフを同じトーンでスクリーンと肉声で繰り返されると、その演出の意図がはっきりする前に退屈してしまった。


・映像をセットして組み込み、時間軸をズラしたり、交差させたり、対比する構成・演出は見ていて斬新で心地良かった。シナリオもギリギリまで削り、抽象でもなく匂わすであったり、伝えるということに執心したものなっているのが分かり、参考となる部分があると思った セット転換が無いことで筋が一つになり、見易いと思った


・正直なところ上手く理解できている気はしていません。他の劇とはまた毛色の違う演出がなされていたため新鮮な印象を受けました。劇の筋の核心に触れることも劇中では言われていないように感じたため色々と想像力をかきたてられました。


・描き方がとても斬新で理解が劇と同時には追いつかなかったが楽しめた。最後になってやっと理解が少し進んだようにも思えたがしばらく反すうする必要がある位には理解が及ばなかった。


・徹底的にディスコミュニケーションな空間でした。すごいですね。温かくも冷たくもない、何かが始まるようで何も始まってない。起こる事象に対して特に関心もないようにみえる。関心があるように見えて、自分の内側にしか関心がない。中々ないというか、いや、凄かったです。新感覚!
 
・よくわからな


・これは朗読劇なのでしょうか。パントマムの演劇はむずかしい。スクリーン映像は多面的。ピカソの絵の構図みたい。



・舞台装置すきです。映ぞううつす演出、よくわからないけどおもしろかった。テンポのはやい舞台がすきなのでそういうイミでは冗長な感じがしました。話がよくわからない感じが逆にモヤモヤ不安な気分になって途中からたのしくなりました。でも分かりやすい話がすきなのでよく分からなかったです。こういう人いるな~って感じの登場人物たちが見ていておもしろかったです。しゃべり方とかクセ?とか。ありがとうございました。


・「あーやっぱりここで終わってしまうのか」というのが素直な感想です。すっきり終わってくれないのが中村大地だなあと勝手に思いました。もう一度観て色々とらえ直したいところはあるけども、リピーター割使うのが何か悔しい()この作品のテーマについては家に帰ってからゆっくり考えようと思います。個人としては登場人物の関係性をもうちょっと見たかった。…というか、見せないならなくてもいいネタがあったような気も。彼らの関係とか内面に力点をおいて見るべきなのか、テーマへの示さに力点をおいてみるべきなのか判断しきれなかったのがちょっと後悔…後者だったのかしら。

・シェアハウスの例えは解りやすい(個人的関心もあったので)でも、全体的に説明が多い。説明があいまい表現で伝わりにくい。(日常では伝わるはずだけど舞台だからなのかもしれない)時系列を入り組んだ形にしている理由を最後まで探っていたけれど、わからなかった。なんでだろう。)コミュニティ形成って大変ですよね。


・前作よりもチェルフィッチュっぽかった印象。(そういうほどチェルフィッチュみてないですが)個人的には、前半、間が長すぎたような気がします。現実の世界を客が因数とするので、難しそう。


・大地さんワールド炸裂でした。もっとよく寝てくれば良かったです。集中して見たかった。


・もやもやしたものが残る作品でした。そのもやもやがなんなのか、はっきりしないところがまた、モヤモヤの原因となるのですが、こんなもやもや感は久しぶりだという気もします。近頃、すっきりしたものが多すぎるのかもしれない。


・屋根裏ハイツさんの劇を一度でいいから見てみたいと思っておりました。雰囲気・空気感がとても好きです。徴兵制とか、移民受け入れとか、政治的なメッセージかと思ったのですが、作品を見て、作品を見て人間同士の微妙な距離感を感じました。エノモトさんの心を表すためのルパム?パントマイムが良いです。タキガワさんの、人と話すときと観客に話すときの違いが好きです。とにかく、演技演技してなくてこの作品が好きです。何ていったらいいかわからないけれど、好きです。


・カメラを使った演出は面白いと思いましたが、もう少し動きや人と人との会話があったほうが良かったなあと思いました。会話というのも言葉だけではなく、視線など。あまり表情を出さない演出なのかもしれませんが… この芝居を見せるために80~90分間、人を拘束するのはちょっときついかなあと思います。


・ものすごく刺激的な舞台装置だった。みて良かったのか、正直よくわからない。


・舞台はとても魅力的。タイトルもあらすじも劇を見たくなる。でも、見ると違和感しかありませんでした。お客さんと舞台が遠かったのが一番の原因かなと思います。もう少し違う見せ方ができたと思いました。ただ、色々な挑戦をしていて、とても刺激をもらうことができました。ありがとうございます。岩手にもぜひ遊びに来てください。


・個人という枠がそれぞれ完遂されていて(いるように見えて)とても面白かったです。

 
・椅子を揺らす音、手を合わせる音、繰り返しの音にとても不安な気持ちにさせられました。からだが一番雄弁だった感じがします。同じ国にいるのに、何か他人と正面から関わりを持つことを恐れている人たちばかりで、王国の中に本当はいくつも王国があったのではないかと思わされました。白い旗と白い男の関係がなにやらショウチョウ的で、彼は自らの旗を立てに王国を出たのかしらと華南とかいろいろ想像したりしました。

ききよいテンポ感でした。程よく思考できる感じ。チェルフィッチュ思い出しました。もう一回見たい。くやしい。


2年後くらいにもう一度見たいです。